育成事業初の内定者!卒業パーティーをしました

Selamat siang semuanya!

みなさま、こんにちは!
インドネシアのジャカルタ近郊の街チカランにある技能実習・特定技能のための学校LPK HINATA Indonesiaです。

わたしたちは日本人経営の学校で、健全な事業運営を通して、日本就職を夢見るインドネシア人の若者のサポートをしています。まだまだ新しい学校で、ようやく5月に育成事業として1期生12名の入学、6月に2期生9名が入学したばかりです。

そんな新しい学校ですが、なんとさっそく1期生の中で内定を取得した学生が出ました!
まだ在学期間の半分の2ヶ月しか経っていませんが、在留資格認定証明書の申請が終わるまではジャカルタの系列レストランで修行をするため、HINATAを卒業することになりました。

卒業はとても寂しいですが、内定取得の第一号の学生です。
彼を送り出すために、HINATA全員で卒業パーティーをしたので、今回はそちらの内容をご紹介します。

今回の主役はAlfana Sayoga君です。(写真左)
Yoga君と呼ばれている彼は、実はちょっと特別な事情があり、HINATAへの入学となりました。

もともと日本語能力試験であるJFT Basicにも合格し、食品製造の技能試験(SSW)にも合格していたんです。それでも、日本料理を覚えたり、日本語を仕事で話したいという気持ちから、外食業での就職を諦めきれずにいました。

外食の仕事に関しては、SSWがまだ合格できていなくても面接に参加できることが多いため、Yoga君も何度か面接にチャレンジしたことがあったようです。ですが、残念ながら全部不合格となってしまい、その理由が日本語の会話能力だったそうです。

そこで、すでに日本語能力試験に合格はしているものの、もう一度日本語を勉強しなおしたい!という強い気持ちで、HINATA Indonesiaに入学することになりました。HINATAの学習で着実に力をつけ、全4ヶ月の学習期間の半分である2ヶ月で、見事内定取得にいたったので、すごいですね!

Yoga君は人一倍努力し、今回内定取得できた面接の練習も何度もおこない、ダメ出しをされながらも諦めなかった努力家です。将来は日本に留学生としても行きたいそうです。

ほかの1期生よりも一足早く卒業をした彼は、卒業パーティーで同じクラスの仲間だけではなく、HINATAのメンバー全員に対してもメッセージをすべて日本語でしてくれました!約10分(笑)の長尺スピーチでしたが、自分で考え、内容をしっかり日本語で伝えていた彼の姿を見て、成長をとても嬉しく思いました。

HINATA初の卒業パーティーということで、みんなでお菓子を食べたり、ジュースを飲みながら、Yoga君を送り出しました。また、学生たちが歌を歌ったり、写真を撮ったりと、短い時間ではありましたが、楽しい時間になりました。

ひと足先に卒業していくYoga君の姿を見て、1期生、2期生ともに自分も頑張ろう!と思ってほしいです。入学した時のオリエンテーションで伝えた「自分の人生は自分で変えろ!」というメッセージ、他の学生にもしっかり体現してほしいと思います。みんな、日本就職の夢をぜひ自分の手で掴みとってください。

最後に、普段は厳しく、誰よりも学生想いのHINATAのリーダーであるDadan先生が珍しく全力ではしゃいでいた写真も共有しておきます。楽しむときは全力で楽しむ。そんなメリハリは大切ですね。ちなみにパーティーは1時間弱で終わり、翌週に技能試験を控えている学生もいたので、しっかり勉強モードに切り替えさせていました。さすがです。

我々の事業は、候補者が内定取得できなければ、赤字の運営となってしまいます。
日本就職を夢見るインドネシア人の若者の夢を叶えるために、そして、成り手がいない日本の人材不足を補うために、日本とインドネシアの架け橋になる人材ばかりです。

HINATA Indonesiaにご興味を持っていただいた企業や登録支援機関の皆様、いつでも見学できますので、問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいませ。