【特定技能】内定獲得!嬉しくて寂しい卒業式をしました!

Selamat siang, semuanya!

みなさん、こんにちは。
インドネシアのジャカルタ近郊の街チカランにあるLPK HINATA Indonesiaです。

私たちは日本人経営による最高品質の教育を提供し、インドネシア人の若者の日本就職の夢を叶える送り出し機関です。

今回は、HINATAの育成事業の1期生と2期生ですでに内定を獲得し、卒業が決まった学生のために卒業式を実施したので、その様子をお届けします。巣立っていく学生を見たときは、嬉しくもあり、寂しくもあり・・・。

前の卒業式でもそうでしたが、この事業を始めて本当によかったと思った瞬間でした。

このブログでは、そんな卒業式当日の様子を少しでも皆さんにお伝えしています。
ぜひ最後までご覧ください。

ちなみに、今までのHINATAの取り組みはたくさん記事にしています。
以下のLinkからぜひご覧ください。

今回卒業した学生は3人で、実は早い段階から日本語能力試験(JFT Basic)、技能試験(SSW)、内定を獲得していた学生です。九州のとあるエリアで、真珠の養殖の仕事で内定が決まりました。いろいろな事情を考慮し、このタイミングでの卒業になりました。

3人とも、日本語学習の経験が決して長いわけではありませんが、JFTとSSWも一発合格で、すばらしい結果を残してくれました!ちなみに私たちの育成事業では、JFTの合格率が8割を超えていることも自慢です。

写真は卒業式で修了証を渡した際の1コマです。

卒業生を代表して、1期生でクラスリーダーも担当していたRizki君がスピーチをしてくれました。
映像は一部のみですが、、、Rizki君はN3の勉強も自分で進めるくらい日本語学習への意欲が高い学生です。そして、クラスリーダーとして、他の学生のサポートもしてくれる非常に頼りになる存在でした。

その後、卒業していく3人に向けて、校長のSovaも熱のこもったメッセージを伝えていました。
Sovaも同じく日本就職の経験があり、かつて技能実習の監理団体、登録支援機関で働いていた過去があります。そのときの経験から、これから日本に羽ばたくインドネシア人の若者をインドネシアからサポートしたいという想いで、HINATAの立ち上げに参画した創業メンバーです。

日本で自分の人生を自分自身で切り開いていってほしい、という応援メッセージを伝えていました。

さらに、先生チームで一番のムードメーカーであり、いつも自分を顧みず、全力で学生に向き合ってくれるRofi先生から、動画のプレゼントがありました。HINATAでは毎日勉強が終わったあとで、近くの公園でみんなで運動をしているのですが、まさかこんな写真を撮っていたとは(笑)

楽しそうな学生の様子が伝わり、Rofi先生が歌う歌もすてきです。
この日のためにRofi先生が作ってくれた動画を拝借しましたので、ぜひご覧ください。HINATAの学生の魅力が伝わるはずです。
(サムネの学生の顔・・・)

爆笑しながら見ている学生たちの笑顔も微笑ましかったです。
ちなみにこの日は金曜日で、HINATAは金曜日はみんなでバティックと呼ばれるインドネシアの伝統的な服を着る日にしています。それも相まっていい雰囲気が出ていますね。

それからは恒例の演奏タイムです。
今回卒業するメンバーの1人でもあるAsbin君を中心に、インドネシアの歌を歌っていました。そして、ちょうどこの日はHINATA のリーダーでもあるDadan先生の誕生日の前日だったということで、サプライズでお祝いソングもみんなで歌っていました。

いつも学生のことを考え、時には厳しいDadan先生もハニカミながら、喜んでいました。

その後は、屋上でみんなでいっしょに晩御飯を食べました。
屋上では、HINATAに住み込みで学生のサポートをし、みんなのお父さん的存在であるTiarさんがいろいろな料理を作ってくれていました。

鶏肉や魚の天ぷら、テンペと呼ばれる大豆を発行させた天ぷらなど、ご馳走が並び、みんなで楽しく食べました。
もちろん、素手で。これぞインドネシアスタイルです。もう私も何の抵抗もありません(笑)

みんなで楽しく食事しながら、これから日本就職に向けて巣立っていく仲間を見送ります。
事務運営メンバーとしていろいろな事務手続きなどを担当してくれているVivitさんやインターンシップ中のYugo先輩も、学生といっしょに全力で楽しんでいました。

インドネシアの皆さんの素晴らしいところは、楽しむときは全力で楽しむところだと思います。

最後に、みんなで集合写真を撮って終了となりました。
あっという間の楽しい時間でしたが、このブログを書いている今も、写真を見返すとグッとくるものがありますね。ちなみに、これらの写真はすべてVeronica先生が撮ってくれた写真なんですが、HINATAの魅力が伝わる良い写真ばかりで、選定に苦労しました・・・。

今回の卒業式、HINATAのメンバーのすばらしいチームワークで卒業生を送り出すことができました。

HINATAがオープンして、約4ヶ月が経ちました。
正直なところ、この育成事業は内定輩出ができなければ、赤字運営となってしまいます。インドネシアに無数にある送り出し機関も、経営がうまくいかず、姿をくらましてしまうことも決して珍しくはないんです。

1人でも多くの未来ある若者が日本就職の夢を叶えられるように、企業の皆様にとっての貴重な人材になるように、そして、日本とインドネシアの両国の発展につながるように私たちは事業運営をしています。

企業、登録支援機関の皆様で、ぜひHINATAの学生に興味を持っていただけましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。いつでも学校見学も可能です。

それではSampai jumpa lagi!