日本就労経験者の先輩と交流会をしました!

Selamat siang semuanya!

みなさん、こんにちは!
インドネシアにある特定技能・技能実習のための日本語学校HINATA Indonesiaです。

わたしたちは、日本人経営の学校(LPK)であり、日本のグループ会社と連携をしながら、インドネシアNo.1の最高品質の教育を提供している学校です。

さっそく5月6日から始まったHINATAの第1期生、毎日勉強がんばっています!
1日6時間、みっちり日本語を勉強するだけではなく、寝食も共にし、日本のルールや考え方を身につけていっています。

いわゆる軍隊式の教育ではなく、しっかりとした日本語力が身に付くように、アクティブラーニングやロールプレイなど、第二言語習得論の視点も取り入れたカリキュラムを提供しています。

夢と希望に満ちた彼らが日本に羽ばたき、活躍するのが今から楽しみです。
そんな第1期生の入学初日の様子は、こちらのブログにも書いていますので、ぜひ読んでください!
初日のドキドキ感が伝わる内容です。(笑)

今回は、コースが始まってさっそく1週間ですが、日本就労をつい最近までしていた特定技能の先輩を招いて、学生との交流会を実施しましたので、その内容をお伝えします。

今回この大役をかって出てくれたのは、HINATAでインターンシップとして働いているYugo先輩です。
Yugo先輩は、農業の特定技能で勤務をした経験があり、現在はとあるビッグな農業の企業様と連携したインターンシップという形で、HINATAのサポートをしてくれています。

Yugo先輩のプロフィール

インドネシア国内の大学を卒業後、工場などの一般企業で就労するも、コロナ禍になり退職を余儀なくされる。

どこで仕事をしても、必ず大変なことはある。
仕事の経験から、そんなことを学び、どうせなら思い切ってインドネシアを飛び出そうと決め、コロナ禍に日本語学習を開始。その後、日本語学習の努力を重ね、特定技能のための要件を見事満たす。人生を変えるために渡日し、農業の仕事に従事する。

現在は、特定技能で働いた農業のとある大企業のミッションのもと、HINATAでインターンシップ中。

交流会では、イスに座ったかしこまった形ではなく、床に座って円を囲むスタイルで実施しました!
これぞまさしくインドネシアというスタイルですね。ジュースとお菓子もつまみながら、学生にとってもYugo先輩にとっても、お互いに打ち解けることができる雰囲気で進みました。

そのおかげか、いつもの3倍くらい饒舌なYugo先輩の話のもと、学生も真剣な表情で聞き入り、たくさん質問をしていました。

Yugo先輩が伝えたことで、特に印象的だったのは、日本で仕事をするうえで必要なマインドセットの話です。

日本で働いても、インドネシアで働いても、どこで働いても仕事は大変です。
仕事のやり方は国によっても違うし、会社、人によっても違います。大切なのは、その環境で必要なスキルを学ぶ気持ちを持つこと。

インドネシアではもちろん、日本で働けばいろいろな問題が誰に対しても起こります。
そんな状況でも、自分の幸せのために、自分で努力をすること。自分で行動する必要があります。そして、自分で行動し、神様にお祈りすれば、必ず幸せになれます。

Yugo先輩も学生たちもイスラム教なので、イスラム教の考え方もありつつ、自分が行動することの大切さは、どの職場でも同じことですね。

HINATAの第1期生は、インドネシア国内でもまだ就労経験がない学生もいます。
彼らにとって、最初の仕事が日本での仕事になるわけで、こういった日本就労を経験した先輩の話はとても参考になりますね。

ちなみに学生たちの希望職種では、飲食料品製造業、農業が特に人気です。
学生たちも田舎の農家出身の場合も多いですし、仕事中に基本的には話さない製造業とは異なり、コミュニケーションが必須な農業の人気はやはり高いです。

せっかく自分の人生の時間を使い、日本に仕事にいくなら、希望を持って旅立ってほしい。
そんな想いから、毎日の学習のモチベーションにもつながることを期待して、今回の交流会を実施しました。

次は別の職種の先輩を招いて、また実施しようと思います。
HINATAの学生のみなさん、Semangat!

もしHINATAに興味を持っていただけたら、いつでも学校見学できますので、ぜひご連絡ください。
それではSampai Jumpa Lagi!