【特定技能】ドキドキで参加した1期生初のオンライン面接に密着!

Selamat siang semuanya!

みなさま、こんにちは!
インドネシアのチカランにあるHINATA Indonesiaです。わたしたちは、日本就職を夢見るインドネシアの若者をサポートする日本語・職業訓練校(LPK)です。日本人経営のもと、教育のプロによる最高品質の教育を提供しています。

今回は、HINATAの1期生がさっそく外食業のオンライン面接に参加したので、その様子をお届けします。1期生にとって初めての面接であったため、同席したわたしも緊張しましたが、参加した学生はプルプル震えながら参加していました。笑

そんなリアルな緊張感、ぜひ感じてください。

ちなみに紹介事業として実施した対面面接の様子もブログで記事にしています。
よろしければ、こちらもご覧ください!

今回面接に参加した学生は4名です。
彼らはHINATAの1期生で、特定技能での日本就職を目指して5月に入学しました。入学してまだ2ヶ月程度で、さっそくJFT Basicと呼ばれる日本語能力試験を受験し、見事合格した学生たちです。

ちなみに特定技能という在留資格をあまりご存知でない方に向けて、補足です。

特定技能で働くためには、日本語能力試験としてJLPTのN4、あるいはJFT Basicと呼ばれる試験の合格に加えて、SSWという職種ごとの技能試験の合格が必須となります。技能試験と言っても、実技試験ではなく、該当職種に関する知識を問うもので、PC上で実施します。加えて、介護の場合は介護日本語という別の日本語試験にも合格しなければなりません。

試験が必要ない技能実習に比べて、特定技能の在留資格で日本就職の切符を掴むためには、実は越えるべき壁として試験が複数あり、なかなかタフな道なんです。

そんな中、JFT Basicに合格したHINATAの4人はさっそく外食業の面接に参加することになりました。基本的には面接参加の時点で、技能試験の合格も必須となることがほとんどなんですが、外食業に限っては人手不足ということもあり、面接時に合格していなくても、面接参加が可能となるケースが多いです。

今回の4名もまだSSWを受験はしていませんが、外食業に興味があり、面接に参加させていただくことになりました。学生にとっては初めての面接です。日本語学習経験こそある程度あるものの、日本人と話すという経験はHINATAに入学する前はしたことがない学生たちです。

面接前にHINATAの会議室で軽く打ち合わせをしていたときはどことなくぎこちない笑顔で写真に応じてくれました。笑

ちなみに1人席を外しているのは、緊張でトイレに行っていたためです。
初めての面接なので、緊張しますよね。

面接は1人1人での実施となり、その間他の学生はその様子をモニターで見ていました。
自分と同じ学生が面接に参加している様子も、貴重な学びになるはずです。質問や回答の仕方など、今後に活かせることがたくさんあります。

今回の質問では、これまでの学習経験や、どうして外食業に興味があるかといった基本的な質問に加えて、今まで日本人と何人話したことがあるか、仕事以外で日本でやってみたいことは何か、好きな日本のアニメは何かなど、さまざまな質問がありました。

それらの質問に対して、声を震わせながら必死に回答している学生の様子を横目に見て、大きな成長に密かに感動していたのはここだけの秘密です。

とは言ったものの、回答の中には完全に的外れなものもしばしば・・・。

ですが、事前に今回の面接にあたり登録支援機関の方には、ヘルプで入らずありのままを見ていただく、という話になっていたので、助けたい気持ちをグッとおさえて見守ります。

彼らも日本就職を果たしたら、生活の中でのさまざまなトラブルを自分で解決していかなければなりません。もちろん登録支援機関や企業によるサポートはありますが、すべてサポートがあるわけではありませんし、何より1人のビジネスパーソンとして自分で行動することが必要です。

必死にその場で対処する学生の姿、正直ヒヤヒヤした部分もありましたが、いつもの日本語の授業とは打って変わり、とても良い経験になっていました。これから勉強するSSWや新たに参加する面接に活かしてほしい、と思います。

面接が終わったあとに、今回の参加者のDio君が面接の感想を教えてくれました。
写真撮影のときに、緊張してトイレに行っていた彼ですが、面接は素晴らしい回答でした。

Dio君いわく、今回の面接は緊張したけど、とても楽しかったそうです。
普段HINATAで日本人と毎日話しているものの、初対面で面接となるとやはり緊張しました。ですが、話すうちに緊張も解けて、これまで勉強した内容をいかして、しっかり回答できたという自信もあったそうでした。

隣で見ていた私もびっくりしたのは、登録支援機関の方が面接中にくしゃみをし、「ちょっと風邪をひいていて、すみません」と言った際に、「大丈夫ですよ。お大事にしてください。」と自然に言えたことです。

これまで勉強したいろいろな表現を、正しい場面で使えており、登録支援機関の方もDio君のレベルに感動していました。

今回の面接の結果はもちろん楽しみに待ちつつ、また彼らは別の面接にも参加します。
前回のブログで取り上げた初の内定者Yoga君に次いで、次の内定者はだれでしょうか。今から楽しみです。

今回の面接の様子は許可をいただいたうえで録画もしていたので、HINATAの教師にも共有をしています。面接の様子を見て、学生たちの良いところと、改善しないといけないところを教師も知る必要があります。何より、面接がどのように進むのか、教師もロールモデルになるべく理解しなければなりません。生きた教材ですね。

ということで、今回の記事はここまでです。
HINATA Indonesiaはいつでも見学可能です。対面でもオンラインでも対応できますので、もし興味を持っていただいた企業、登録支援機関の方がいらっしゃれば、いつでも問い合わせフォームからご連絡ください。

ちなみに最近HINATAの知名度が上がっているらしく、いろいろなLPKも見学に来ています。
インドネシアNo.1のLPKになり、日本就職の夢を叶える人生の日向になるために、これからも頑張ります!

ぜひ応援してください!
それでは、Sampai jumpa lagi!